🌲 『北の国から』を巡る 富良野ロケ地の旅

~ドラマの世界に息づく“北のぬくもり”を感じて~

北海道の真ん中、雄大な自然に包まれた富良野。
ここは、あの名作ドラマ『北の国から』(脚本・倉本聰)の舞台として知られています。
1981年の放送から40年以上経った今も、多くのファンがこの地を訪れ、
“純と蛍が暮らした世界”を追体験しています。

🏡 【1】「北の国から資料館」で物語の世界へ

まず訪れたいのが、富良野市麓郷にある北の国から資料館。
撮影当時の台本や衣装、写真、セットの模型などが展示されており、
倉本聰の手書きメモや脚本原稿を通して作品の深さを感じられます。

中には、黒板五郎の名言「人間、やっぱり生きてるだけで丸もうけだ」が刻まれた展示も。
あの名シーンが、まるで昨日のことのようによみがえります。

🪵 【2】「拾ってきた家」で生きる知恵を体感

麓郷の森には、実際の撮影に使われた**「拾ってきた家」シリーズ**が保存されています。
五郎さんが廃材を集めて建てた“エコハウス”のような家々は、
自然と共に生きる知恵と工夫に満ちています。

木の香りが漂い、雪国での暮らしのリアルさを実感。
建物の中には、五郎が使っていた家具や道具もそのまま残っており、
まるで時が止まったような不思議な空間です。

🌸 【3】富良野の自然と一体になる「麓郷展望台」

「北の国から」の象徴的な風景といえば、
広大な牧草地と遠くに見える山々。
その景色を一望できるのが麓郷展望台です。

春から夏にかけては緑の大地が広がり、
秋は紅葉、冬は一面の銀世界に変わります。
ドラマのラストシーンに通じる“北海道の原風景”を感じることができるスポットです。

🍞 【4】富良野グルメもお忘れなく

富良野はドラマの舞台としてだけでなく、食の宝庫でもあります。

富良野オムカレー:地元産の卵と野菜を使ったご当地グルメ

チーズ工房:人気の「富良野チーズ工房」ではピザ体験もできる

カフェ・ノラ:倉本聰氏ゆかりの「ニングルテラス」にある木の温もり漂うカフェ


ロケ地巡りの合間に、心も体もあたたまるひとときを。

🏕️ 【5】宿泊するなら「麓郷の森」や「ニングルテラス」周辺がおすすめ

富良野市街地から少し離れた森の中には、
ログハウス風の宿泊施設やペンションが点在しています。

夜は星空、朝は鳥の声。
まるでドラマの世界に入り込んだような静けさが広がります。

🚗 アクセス情報

JR富良野駅から車で約20分(麓郷エリア)

旭川空港から約1時間30分

夏季には富良野線沿線の「観光タクシー」や「レンタサイクル」も便利

🌾 まとめ

『北の国から』の舞台、富良野は単なるロケ地ではなく、
「人と自然のつながり」を思い出させてくれる場所。

派手な観光地とは違い、
ここには“静かな感動”と“北のぬくもり”が息づいています。

次の旅は、心を整えるために――
北の国からの物語をたどる富良野の旅へ出かけてみませんか?

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