
北海道最北の離島、利尻島と礼文島。
宗谷岬の沖に浮かぶこの2つの島は、手つかずの自然が広がる絶景の地。
しかし、北海道の広大な自然といえば気になるのが「熊」。
ところが――この島々には熊がいないのです。
🦦 熊がいない島、それだけで安心!
北海道本島では、ヒグマが道東や道北の山地に生息しており、観光客が自然散策をするときは注意が必要です。
ですが、利尻・礼文は本島から離れているため、熊の生息域が届かない安全な環境。
「野生動物に出会える自然」がありながらも、熊の心配をせずにトレッキングやキャンプを楽しめるのが大きな魅力です。
特に夏は高山植物が咲き乱れ、花の礼文、利尻富士のある利尻島は絶好の散策シーズン。
自然の中で安心して深呼吸できる、まさに“癒しの島旅”です。
🌼 花と海が織りなす「礼文島トレッキング」
「花の浮島」と呼ばれる礼文島では、6〜8月にかけて高山植物が海岸線を彩ります。
人気の「8時間コース(礼文岳コース)」や「桃岩展望台コース」では、礼文アツモリソウなどの希少な花々を鑑賞しながら歩くことができます。
そして熊がいないため、鈴や熊スプレーを持たずに安心してハイキングできるのが嬉しいポイントです。
🗻 利尻富士と海の絶景「利尻島」
利尻島のシンボルは、海上にそびえる美しい「利尻富士(利尻山)」。
山頂からは日本海と礼文島を一望できます。
登山は本格的ですが、麓の「姫沼」や「オタトマリ沼」などは手軽な散策スポットとして人気。
どこからでも見える利尻富士は、まるで“海に浮かぶ富士山”。
天気が良ければ、鏡のような湖面に映る逆さ富士の光景が広がります。
🚢 フェリーで行く最果ての島旅
利尻・礼文へは、稚内港からのフェリーでアクセス。
「ハートランドフェリー」が運航しており、所要時間は約2時間。
夏季は1日数便あるので、日程に合わせて柔軟に組めます。
礼文から利尻への島間フェリーもあり、1〜2泊で両島をめぐる旅も人気です。
島内ではレンタカーや電動自転車を使って観光できます。
🍴 島グルメも絶品!
・利尻昆布ラーメン:旨味が凝縮した出汁が特徴
・ウニ丼(6〜8月限定):礼文・利尻の夏の味覚の代表格
・ホッケの一夜干しやタコしゃぶも絶品です。
自然の恵みを活かした“島の味”を堪能できるのもこの旅の醍醐味。
🧭 まとめ
熊がいないので安心して自然を満喫できる
花の礼文と利尻富士、二つの島が魅せる絶景
島グルメやフェリー旅も楽しみの一つ
北海道の最北、「利尻・礼文」はまさに安心と感動が共存する楽園。
熊のいない静かな自然の中で、心からリラックスできる旅を楽しんでみませんか?


