―宗谷岬から始まる北の物語―
日本最北の地・北海道稚内(わっかない)。
宗谷岬や北防波堤ドームなど、“日本のてっぺん”と呼ばれる場所には、ここでしか見られない風景が広がっています。
今回は、そんな稚内で出会える5つの絶景スポットを紹介します。

① 宗谷岬 ― 日本最北端の地に立つ感動
稚内といえばまず「宗谷岬」。
北緯45度31分、サハリン(樺太)を望む日本最北端の地碑が立つこの場所は、旅人の聖地です。
晴れた日には海の向こうにサハリンの島影が見え、風が強い日には波しぶきが光を反射して幻想的な光景をつくります。
冬には氷と風が描く白い地平線が広がり、まるで地球の果てに来たような感覚に。
② 宗谷丘陵 ― 風車と草原が織りなす北海道らしい絶景
宗谷岬から少し内陸に入ると、見渡す限りの丘陵地帯。
ここは「宗谷丘陵」と呼ばれ、風力発電の白い風車が立ち並ぶ光景が人気です。
青空と緑の草原、そして風車の列。まるで北欧のような風景に出会えます。
特に夕暮れ時、オレンジ色に染まる風車群は絶好の撮影ポイント。
③ ノシャップ岬 ― 日本海に沈む感動の夕日
宗谷岬が「日の出の聖地」なら、ノシャップ岬は「夕日の聖地」。
ここからは利尻富士を望むことができ、沈む夕日とともにそのシルエットが海に浮かび上がります。
稚内市街地からも近く、観光客だけでなく地元の人々も足を運ぶ人気スポットです。
隣接する「ノシャップ寒流水族館」では、子ども連れにもおすすめ。
④ 北防波堤ドーム ― 古代ローマを思わせるアーチ
稚内港に立つ「北防波堤ドーム」は、1936年に建設された巨大な防波堤。
全長427mにわたるコンクリートのアーチは、まるで古代ローマの遺跡のよう。
風雪に耐えた歴史を感じながら、静かに海を見渡せるフォトジェニックなスポットです。
夏には旅人がここでギターを弾いたり、ライダーが写真を撮ったりと、まさに“北の旅の象徴”といえる場所です。
⑤ 宗谷岬公園・氷雪の門 ― 平和を願う祈りの場所
宗谷岬の丘に建つ「氷雪の門」は、かつて樺太で亡くなった人々の慰霊碑。
その背後にはオホーツク海が広がり、厳しくも美しい北の海を一望できます。
冬は雪に覆われて真っ白な世界となり、静寂の中で鐘の音が響く瞬間は胸を打たれます。
観光名所であると同時に、平和と祈りの象徴として心に残る場所です。
🚗 おすすめモデルコース(半日〜1日)
午前: 稚内駅 → 宗谷岬 → 宗谷丘陵ドライブ
昼食: 宗谷岬「間宮堂」でホタテラーメン
午後: ノシャップ岬 → 北防波堤ドーム散策
夜: 稚内温泉童夢でリラックス
🧭 まとめ
稚内は「最北の町」というだけでなく、**“風・光・歴史が織りなす物語の舞台”**です。
観光地としての派手さよりも、訪れた人の心に静かに残る感動がある。
それが、稚内という土地の本当の魅力ではないでしょうか。


