
北海道といえば、真っ先に思い浮かぶ農作物はじゃがいも。
日本のじゃがいも生産量の約8割を占める北海道では、地域や用途に合わせて様々な品種が栽培されています。
ここでは、代表的な品種とその特徴・おすすめの食べ方をご紹介します。
1. 男爵いも
特徴:ホクホク食感と豊かな風味。粉質系の代表。
おすすめ料理:コロッケ、粉ふきいも、マッシュポテト。
メモ:明治時代に北海道に導入され、今や北海道じゃがいもの代名詞。
2. メークイン
特徴:煮崩れしにくく、しっとり滑らかな口当たり。
おすすめ料理:肉じゃが、シチュー、カレー。
メモ:細長い形が特徴で、煮込み料理の王様。
3. キタアカリ
特徴:黄色味が強く、甘みと香りが豊か。
おすすめ料理:バターじゃが、ポテトサラダ。
メモ:ビタミンCが豊富で「栗じゃが」とも呼ばれる。
4. インカのめざめ
特徴:濃い黄色の果肉で、ナッツのような濃厚な甘み。
おすすめ料理:塩ゆで、ローストポテト。
メモ:小ぶりで高級品として人気。収穫量が少ないため希少。
5. トヨシロ
特徴:加工に適した粉質系で、あっさり味。
おすすめ料理:ポテトチップス、フライドポテト。
メモ:多くの加工食品の原料として活躍。
6. さやあかね
特徴:ほんのり赤い皮と白い果肉。甘みとコクが強い。
おすすめ料理:オーブン焼き、ポテトグラタン。
メモ:比較的新しい品種で、直売所で見かけることも多い。
7. ノーザンルビー
特徴:皮も中身も鮮やかなピンク色。
おすすめ料理:ポテトサラダ(彩り用)、チップス。
メモ:彩りが美しいため、料理映えするじゃがいも。
8. シャドークイーン
特徴:皮も中身も紫色。アントシアニン豊富。
おすすめ料理:ポタージュ、マッシュポテト。
メモ:インパクト抜群の色合いでイベント料理にもおすすめ。
📌 まとめ
北海道のじゃがいもは品種ごとに食感や味が全く異なる
同じ料理でも品種を変えると印象が変わるので、食べ比べが楽しい
道の駅や農協直売所では、スーパーでは見かけない珍しい品種も手に入る
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