
広大な大地と澄んだ空気に恵まれた北海道は、日本でも有数の星空観測スポットが点在しています。街明かりの少ないエリアが多く、四季折々で星空と自然が織りなす絶景が楽しめるのも魅力です。今回は、北海道のおすすめ星空スポットをご紹介します。
1. 美瑛・白金青い池(上川エリア)
昼間は観光名所の「青い池」として知られていますが、夜は満天の星が池の水面に映り込み、幻想的な世界に。冬季はライトアップも行われ、星空と相まってロマンチックな雰囲気を楽しめます。
2. 富良野岳周辺(大雪山系)
富良野岳や十勝岳の登山口付近は、標高が高く空気が澄んでいるため星が驚くほどクリアに見えます。夏は天の川、冬はダイヤモンドダストに輝く星空が見られることも。キャンプや山小屋泊と一緒に星空観察を楽しむのもおすすめです。
3. 摩周湖(道東)
「摩周ブルー」で有名な摩周湖は、夜になると神秘的な星空スポットに変身。湖面に星が映り、特に月明かりのない新月期は圧倒されるほどの星々を眺められます。摩周湖展望台はアクセスも良く、夜間の観光にも最適。
4. 知床半島(ウトロ・羅臼)
世界自然遺産の知床は、人工の光がほとんどないため、まるでプラネタリウムのような星空が広がります。ウトロの港から見る星空や、羅臼の海岸線から見る天の川は、まさに地球とは思えない絶景です。
5. 礼文島・利尻島(離島)
離島ならではの星空もおすすめ。礼文島の高台や、利尻島のオタトマリ沼から眺める星空は、海と山と星が一体化した迫力満点の風景。夏の流星群の時期には観測ツアーも開催されています。
6. 宗谷岬(日本最北端)
最北端の宗谷岬は、冬はオーロラが観測されることもあるほどの自然条件。周囲に光源がほとんどないため、空一面の星空を堪能できます。最北の碑と星空を一緒に写真に収めるのも人気です。
星空を楽しむためのポイント
新月や月明かりの少ない夜を狙う
星空指数や天気予報を事前にチェック
防寒対策をしっかり(特に山間部・冬季)
星空撮影には三脚と広角レンズが必須
北海道は、星空観測ツアーや宿泊施設の星見プランも充実しています。旅の予定に「星空観察」を加えることで、忘れられない夜を体験できるはずです。



コメント