〜光と雪がつくる、北海道の冬の魔法〜
冬の北海道。
澄み切った空気の中で、雪が音もなく降り積もる。
そしてその白銀の世界をやさしく照らす、無数の光。
寒さの中にある「温かさ」こそ、北海道の冬が愛される理由。
今回は、道内各地の幻想的なライトアップ＆雪景色スポットをピックアップしてご紹介します。
🌟 1. 小樽「雪あかりの路」
開催時期：2月上旬（例年）
小樽の冬を代表するイベント「雪あかりの路」。
歴史ある運河沿いに、ロウソクの光がゆらめく光景はまるで物語の中のよう。
やわらかいオレンジの灯りが、雪の白と絶妙に溶け合い、
訪れる人の心をそっと温めます。
📍 見どころ
運河沿いのキャンドルアート
手作りのスノーランタン
小樽駅前〜運河周辺に広がる幻想空間
🍷 ワンポイント
散策後は「小樽ビール」や「ルタオ」のホットスイーツで体を温めて。
🎄 2. 札幌「さっぽろホワイトイルミネーション」
開催時期：11月下旬〜2月中旬
日本初のイルミネーションイベントとして知られる、冬の札幌名物。
大通公園を中心に、駅前通や南一条通が光に包まれます。
雪と光が調和する景色は圧巻。
特に雪が降る夜は、光が反射して一層幻想的な世界に。
📍 見どころ
大通公園の光のトンネル
札幌テレビ塔からの夜景
イルミネーション×雪像が融合したフォトスポット
☕ ワンポイント
近くの「ミュンヘン・クリスマス市」でホットワインを楽しむのが定番！
🕯️ 3. 函館「はこだて冬フェスティバル」
開催時期：12月〜2月
夜景の街・函館は、冬になるとさらに輝きを増します。
「はこだて冬フェスティバル」では、ベイエリアや元町公園が美しくライトアップ。
特に「八幡坂」から眺めるイルミネーションは息をのむ美しさ。
坂道の先に広がる海と光の街並みは、まさに“冬のロマン”。
📍 見どころ
八幡坂・元町のライトアップ
金森赤レンガ倉庫の光の装飾
函館山から眺める夜景
🍽️ ワンポイント
夜景を見た後は、函館朝市の「夜営業店」で温かい海鮮鍋を。
🧊 4. 層雲峡「氷瀑まつり」
開催時期：1月下旬〜3月上旬
大雪山の麓・層雲峡で開かれる、氷の芸術祭。
氷と雪で作られた巨大な氷像やトンネルがライトアップされ、青白く輝く世界が広がります。
昼は自然光で透明に、夜は光の演出で幻想的に。
寒さを忘れて見入ってしまう美しさです。
📍 見どころ
氷のドームやトンネル
幻想的なカラフルライトアップ
花火大会（開催日限定）
🧣 ワンポイント
温泉街の宿に泊まり、雪見露天で体を温めるのがおすすめ。
🌌 5. 美瑛「白金青い池ライトアップ」
開催時期：11月〜翌4月
青い池が雪と氷に包まれる冬。
ライトアップされた青い光が氷面に反射し、
まるで異世界の入り口のような美しさを見せます。
📍 見どころ
青のグラデーションが幻想的
雪の静寂と光の演出が美しい
時間帯によって光の色が変化
📸 ワンポイント
撮影時は三脚必須！ 気温は−10℃以下になることもあるので防寒を忘れずに。
🕯️ まとめ
スポット 特徴 ベストシーズン
小樽・雪あかりの路 ろうそくの温もり 2月上旬
札幌・ホワイトイルミネーション 光と雪の共演 11月〜2月
函館・冬フェスティバル 坂道×夜景 12月〜2月
層雲峡・氷瀑まつり 氷の芸術 1月〜3月
美瑛・青い池 青の幻想 11月〜4月
💬 終わりに
北海道の冬は「寒い」だけではありません。
そこには、**光と雪が織りなす“静かな感動”**があります。
ストーブの温もり、街を包む光、
そして雪が吸い込むような静寂——。
今年の冬は、
ぜひ北海道で「心が温まる幻想の夜」を体験してみませんか？
