🌸 礼文島の花図鑑&季節ごとの楽しみ方ガイド 🌸

日本最北の花の楽園――礼文島(れぶんとう)。
「花の浮島」と呼ばれるこの島では、短い夏の間に300種類以上の高山植物が咲き誇ります。
今回は、そんな礼文島を季節ごとに楽しむための花と見どころをご紹介します。

🌿 春(5月〜6月)― 雪どけとともに咲く初夏の花

礼文島の春は遅く、5月中旬ごろからようやく花の季節がスタートします。

🌼 主な花

レブンアツモリソウ(5月下旬〜6月中旬)
 礼文島の象徴的な花。淡いクリーム色の花が森の中に咲く姿は神秘的。
 → 鑑賞スポット:レブンアツモリソウ群生地(礼文町香深村)

チシマフウロ・オオカサモチ・ハクサンイチゲ
 雪解けとともに草原を彩る早咲きの花たち。

📸 おすすめ:初夏の花トレッキング
→ 「桃岩展望台コース」や「礼文林道」で出会える春花が多い季節です。

🌺 夏(7月〜8月)― 一年で最も華やかな季節

礼文島が最も輝くのがこの季節!
一面に広がるお花畑が、訪れる人々を魅了します。

🌸 主な花

エゾカンゾウ(7月上旬〜中旬)
 黄金色の花が咲き誇る“礼文の夏の象徴”。
 → 鑑賞スポット:桃岩展望台、久種湖畔、スコトン岬周辺。

エゾスカシユリ・ハマナス・レブンウスユキソウ
 色とりどりの花々が風に揺れ、島全体が花園のように。

📸 おすすめ:礼文島北部縦断トレイル
→ 花と海、両方を満喫できる人気ルート。

🍁 秋(9月)― 花の終わりと実りの季節

短い夏が終わると、秋風が吹き抜ける礼文島。
花の数は減るものの、紅葉と実をつけた植物が見られます。

🍂 主な見どころ

アキノキリンソウ・エゾノコンギク
 最後に咲く花たちが、夏の終わりを告げる。

スコトン岬・金田ノ岬
 秋の澄んだ空気の中で見る海と岬のコントラストが絶景。

📸 おすすめ:島の温泉で癒し旅
→ 礼文島温泉うすゆきの湯で、花の季節の締めくくりにリラックス。

🌼 花を守るルール

群生地では花を摘まない・踏み込まない。

礼文の自然は繊細なので、遊歩道の外に出ないことが大切。

花の写真を撮るときは望遠で優しく。

🚢 アクセスと宿泊のヒント

稚内港から礼文島へはフェリーで約2時間。

宿泊は「香深地区」が便利。港や飲食店が集中しています。

花のピークシーズンは早めの予約がおすすめ!

🌸 まとめ

礼文島の花は、一年のうちほんの数か月だけしか見られない貴重な自然の恵み。
風に揺れる花々と果てしない水平線を眺めながら、最北の島でしか味わえない「静かな感動」を体験してみてください。

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